Thaleia Interview

はたらく女性の夢を応援します

*

第3回 高橋和余さん(映画予告制作)

  2016/10/18

全国のはたらく女性に
夢を聴くインタビューブログ
Thaleia(タレイア)

第 3 回目のゲストは
映画予告の制作会社に
おつとめの高橋和余さんです。

interview03_top

高橋さんはハリウッド映画や
ディズニー映画等の
予告映像の製作に携わって
いらっしゃいます。

なんとあの有名な
「アナと雪の女王」の予告編も
手掛けたそうです。

初めてお会いしたのは
mixi経由で勉強会などが
盛んだった2010年、
ビジネス書著者の
美崎栄一郎さん主催の
築地朝食会がきっかけでした。

今回訪れたのは、産地直送の
新鮮なお野菜が美味しい
「畑の厨 膳丸 新宿店」。
(はたけのくりや ぜんまる)

「面白いから人に勧めたい
と思ったことを、動画で伝えたい!」
とおっしゃる高橋さんに、

勉強会などに
参加するようになった
きっかけやお仕事、
今後の夢などを伺いました。

勉強会のきっかけ

初めて勉強会に参加しようと
思ったきっかけは、
妊娠・出産のため
仕事を休んでいた時に、

「こんなに暇になってどうしよう」
と思い、本をたくさん
読むようになったんです。

その時に美崎さんの著書に
築地朝食会が紹介されているのを見て、
思いきって行ってみたのが最初でした。

実際行ってみたら
いろんな年代の方や
職業の方がいて、
とても刺激を受けました。

誰でもそうだと思うんだけど、
自分の仕事を長く続けていると、
毎日行う作業の大半は
ルーティーンですよね。

社内にいる人たちも、
もちろん同じように
仕事をしてるわけです。

だから私も、
映画の予告編の
制作会社という仕事の
特殊性とかを意識することって
ほとんどなかったんです。

でも、朝食会に行った時に
自己紹介などで人に話すと
「へー、すごいですね!」って
言ってもらえることが多くて。

改めて「そうだよね。
この仕事ってすごいよね、
面白いよね」って
思えたのは新鮮でした。

動画編集って面白い

映画の予告編って
映画会社が作ってるんじゃなくて、
私の会社のような
専門の制作会社に
発注して作っているんですよ。

私は今まで200本くらい作ったかな…。

会社に入って最初の仕事が
「いまここにある危機」
というタイトルで、

「敵対している主人公2人が
最終的には仲間になっていく」
というストーリーでした。

私は先輩のアシスタントだったのですが、
「二人が戦っているように
見えるシーンを集めておいてくれ」
って言われて。

それで1人が
銃を撃っているシーンに、

関係のない別のシーンで
もう1人の主人公が逃げている
シーンをつなげた時、

全く違う意味を持った
カットが出来上がった時に
「動画の編集って面白いな!」
って初めて思いました。

伝えることの楽しさ

仕事としては、
これまでと変わらずに
みんなが喜んでくれて、

多くの人が映画館に
足を運んでくれるように
なる仕事がしたい。

私は「映画好き」というより、
広報や広告としての、
今の仕事が好きなんだと思います。

こういう風に言ったら
みんなが「面白そう!」と
思ってくれるんじゃないかとか、

宣伝をして「みんなこっち見て!
これ、面白いよー!」っていうのが
上手くいくと、とても楽しいです。

学生時代は音楽業界で
アルバイトをしていて、
当時まだ駆け出しだった『B’z』の
ファンクラブ事務局のお仕事で、
伝えることの楽しさを学びました。

たくさんの人に伝えるためには

これまでも趣味で
イベントや旅行の動画を作ったり
「たくさんの人に伝える」
お手伝いをしてきました。

また知人に頼まれて
「予告編の作り方」と題した
セミナーを開いたこともありました。

構成は起承転結だとか、
主人公の紹介でふくらませるとか。

独特のセオリーがあるんですが、
実は本の構成と似ているんです。

やっぱりつかみが大事で、
いかに前書きで読みたいと
思ってもらえるかが肝心。
そんなことを話しました。

特にストーリーの流れの作り方や
BGMやテロップを上手に使って
自分の伝えたいことを
目立たせることなどは
これからも伝えていきたいですね。

それと、普段から
『長いものを短くまとめる』
ように意識しています。

伝えやすくするって、
いらないものを削ぐという
作業だと思うんです。

そういう意味でも
詰め込み過ぎちゃだめ。

やっぱり、言いたい事は
ひとつにしないと、
伝わらないんですよね。

「これ楽しい!」を増やしたい

私自身、いつかは
出版したいと思っているので、
ブログもがんばって書いています。

私がいいなと思ったものを
動画やブログで紹介して、
みんなの「これ楽しい!」が
増えるきっかけになれたらいいですね。

さいごに一言おねがいします

「楽しさを宣伝」

interview03_end

高橋さんのブログはこちら
和んだふるDAYS
http://cars459.com/




interview03_shop○ 今回のお店 ○

畑の厨 膳丸 新宿店(はたけのくりや ぜんまる)
URL :http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000199/


○インタビューを終えて○

いつもニコニコ楽しそうに
話して下さる高橋さん。

そんな「楽しさ」が
動画やブログからも
あふれて出ているようです。

また、言いたいことを
まとめたり伝えたりする技術は、
企画やブランディング等にも
おおいに役立つのでは、
と感じました。

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